021.株式会社ファミリア 代表取締役/株式会社symphony 代表取締役 服部謙志さん  ~看取りの志から起業へ 強みで支え合う福祉の未来~

今回のゲストは、服部謙志さん。福祉系大学卒業後、社会福祉士などの資格を携え特別養護老人ホームで「看取り」に向き合うところからキャリアをスタートしました。理想と現実の壁に直面しながらも、建築業界への挑戦や父の急逝といった転機を経て起業し、現在は障害者グループホーム事業を中心に、就労支援(B型)も展開。奈良を起点に関西エリアへ広げる構想も語ります。「人材育成」を大きなテーマと考えられ、幹部が辞めたことで現場に入り直した経験から、社員との対話が深まり、称賛を通じてチームが育っていく実感を得たプロセスを共有。さらに「障害という枠を超えて、誰もが強みを発揮し、弱みは自然に支え合える社会をつくりたい」という志を語って頂きました。

020.エスクローファイナンス株式会社 代表取締役 須田幸生さん ~4,000万円の貸倒れからの再起 中小企業の資金繰りに伴走する金融家の挑戦~

事業資金融資を手がけるエスクローファイナンス株式会社 代表取締役・須田幸生さんをお迎えいたしました。新卒で投資用マンション販売会社に入社しながらも、配属は営業ではなく総務・採用・経理部門。高い離職率の現場で採用に携わる中、「入社する人にも会社側にも不毛だ」という思いを抱いたことが、その後のキャリアの原点となりました。不動産仲介会社で営業としてのやりがいを実感し、企業再生コンサル会社で中小企業経営者の「お金の悩み」に直面したことから、2009年にエスクローファイナンスを創業。創業直後には偽造契約書による融資詐欺で4,000万円の貸し倒れという大きな試練も経験しましたが、不動産事業での利益により約1年半で完済します。現在は、不動産・建築関連のみならず、一般事業会社にも幅広く利用してもらえる資金調達サービスを目指し、「お金を借りることへの過度な罪悪感を和らげ、経営者が本業に集中できるよう伴走する金融パートナーでありたい」と語ります。5年後には融資残高40億円を目標に、金融を通して事業者と社会の成長を支える存在を目指しておられます。

019.合同会社ハピネス・フォーセット代表社員 古澤美幸さん  ~サイバー攻撃から日本を守る「分散型社会」の未来を描く挑戦者~

古澤さんは合同会社ハピネス・フォーセット代表社員として、Web3.0総合事業に取り組んでいます。古澤さんは、ブロックチェーンを活用した分散型システムによって、他社クラウドに“預ける”のではなく、自分たちのクラウドでデータを分散管理し、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃から企業や社会インフラを守る仕組みづくりを進めています。5年後には、日本に分散型システムを構築し、「自分の情報は自分で守る」社会の実現を目標に掲げています。さらに10年先には、超スマート社会を支えるシステムエンジニアの育成や、分散型システムを活用した新たなビジネスの創出にも取り組みたいと語ります。かつて息子さんの進学を十分に支援できなかった悔しさから、子や孫が経済的理由で夢をあきらめなくて済む社会、そして親が子どものジャンプ台になれる世界をつくりたいという強い思いを語って頂きました。

018.有限会社舟木製作所 取締役社長 舟木政俊さん ~伝統工芸から棚板オーダーメイドへ 大手メーカー90%シェアと地方発ネット収納革命に挑む~

祖父の代に高岡漆器のお盆や皿など伝統工芸を手掛けていた舟木さんの会社ですが、需要減少を背景に、父の代で造作家具やカウンター製作へとシフトしました。現在は大手ハウスメーカー向け棚板の約9割を製造する技術力を持ち、そのノウハウを地元ハウスメーカーや一般家庭向けにも展開しています。主婦から「ホームセンターの棚板はサイズが合わない」という声を受け、1ミリ単位でオーダーできる棚板のネットショップを開設し、リピート客が出るほど好評を得ています。今後は棚板だけでなく、玄関収納などデッドスペースを活かす収納ボックスのオーダーメイド展開も構想中です。AIなど新技術も積極的に取り入れながら、時代に取り残されないものづくりと、顧客の潜在ニーズに応えるサービスを広げてい区展望についてお伺いいたしました。

017..雅設計工務 代表/Halelea(ハレレア)代表 近藤雅也さん ~端材を資源へ――京都発『ハレレア』、循環型挑戦で1000万人コミュニティ構想と災害・子ども支援へ~

建築の現場から環境課題の解決へ——今回のゲストは、雅設計公務代表/Halelea(ハレレア)代表の近藤雅也さんです。現場監督として培った実務力を土台に、現在はリフォーム・リノベーションを中心に住まいの価値を高めておられます。注目は、建築現場で捨てられてきた端材を“見える化”し、必要な人へ無償で循環させるアプリ「Halelea(ハレレア)」。出品は無料、利用者は月額200円でもらい放題という手軽さで、DIY層や事業者の小さなニーズをつなぎます。2020年のがん罹患を転機に、「愛と優しさと思いやりの社会」を掲げ、まずは有料会員50万人、その先に1,000万人のコミュニティ形成を目指す近藤さん。災害時の有償支援や子ども・障がい者支援まで見据え、京都から世界へ広がる循環型の挑戦を語っていただきました。

https://halelea-pono.com/

016.一般社団法人 小さな冒険学舎専務理事・レクリエーションマネージャー 関美佳さん~自然と街で育む「生き抜く力」  子どもと社会人の自己肯定感と、レジリエンスを引き出す冒険教育の現場~ 

子どもも大人も「生き抜く力」を育てたい―。一般社団法人小さな冒険学者 専務理事・関美佳さんは、公園や街・自然の中での体験型プログラムを通じて、子どもたちにレジリエンスや自己肯定感を育む活動を続けています。火おこしや野外炊事だけでなく、電車で自力移動する「はじめての旅」など、予測不能な状況で考え、助け合い、自分の得意を見つける場を意図的に設計。30年以上の野外教育の原点には、幼少期に自然の中で仲間と感動を共有した体験があるといいます。今はその学びを大人にも広げ、固定観念にとらわれた社会人が自分の力に気づく企業研修にも力を入れています。

https://chi-bouken.jp/

015.アウルプロパティ代表/株式会社螢 代表取締役 尾藤弘子さん ~空き家を資産へ変える—新宿・下落合「Hotaru」に学ぶ共助と自給の住まいづくり 地域循環型の暮らしモデル~

今週のゲストは、アウルプロパティ代表/・株式会社螢 代表取締役の尾藤弘子さんです。不動産の売買・賃貸仲介、建物管理に加え、祖母の築72年の家を再生したシェアハウス兼シェアギャラリー「Hotaru」を新宿・下落合で運営していらっしゃいます。木の温もりを活かしたDIYの実践など、「空き家は必ず活用できる」という信念をお持ちです。シングルマザーや高齢者など住まいに困る方への開放、デザイナーやDIY人材との連携、小口出資による再生モデルを通じ、地域に新たな居場所と賑わいを生み出そうとしていらっしゃいます。自給自足・エネルギー自立の住まいづくりまで見据える美藤さんの挑戦と、空き家を“社会の資産”へ転換するヒントをうかがいました。

https://owl-property.com/

014.株式会社northstar 代表取締役 今野富康さん ~自立型社会を描く すべての人が生まれたい未来へ~

株式会社northstar 代表取締役・今野富康さんは、人材紹介会社で中小企業の採用支援を経験し、「採用が難しい会社にも必ず魅力がある」との気づきを得ました。その後、販促物制作会社で幅広い業界を担当し、顧客やエンドユーザーの本質的な価値を言語化・可視化する力を磨き、独立に至りました。現在は、企業の魅力を社会的意義として発信するマーケティング支援に加え、「セーフ&エコビレッジ」構想を推進。水・食料・エネルギーを自給し、村内で循環させる自立型コミュニティを実現しようとしています。お金に縛られず、やりがいや意義を基準に働ける社会を目指し、「すべての人がまた生まれてきたいと思える社会をつくる」というビジョンのもと、持続可能な暮らしと新しい価値観の創出に挑戦しています。

https://officenorthstar.jp/

013.株式会社五力 代表取締役 渡邉祐一さん ~地域と共に歩む介護事業で心豊かな社会を築く挑戦~

株式会社五力 代表取締役 渡邉祐一さんは、京都市で在宅介護を中心に、ヘルパー、ケアマネジャー、障がい者支援、介護タクシー、不動産など幅広い事業を展開されています。前職は飲食業ですが、地域や社員の声に応えながら事業を拡大してこられました。社名「五力」は、祖母の教えによる仏教の「五大力」に由来し、企業理念の軸となっています。渡邉さんは100年企業を目指し、地域貢献や「五力財団」の設立を通じて心豊かな社会の実現を目指しておられます。今後は介護関連の上流事業や海外展開にも挑戦し、理想を持つ人材と共に成長する組織づくりを進めていかれています。

https://herupa-goriki.com/

012.ウェルビー株式会社 代表取締役 竹下隆子さん ~大人がワクワク働き子どもが未来に希望を持つ社会へ~

「ビジョンの向こう側」今回のゲストは、ウェルビー株式会社代表取締役の竹下隆子さんです。1997年に設立し、間もなく30周年を迎える同社は、下請けから脱却し自社製品を生み出す熱意から誕生しました。現在は「ウェルビーイング実現コーチ」として経営者の孤独に寄り添い、未来を描くお手伝いをされています。ご自身もコーチングとの出会いを機に行動が加速し、マラソン挑戦や「対話の会」主催など活動の幅を広げてこられました。竹下さんが目指すのは、大人が心からワクワクして働き、その姿を見た子どもたちが未来に希望を持てる社会。企業経営を支えると同時に、次世代へ夢をつなぐ活動を続けています。